350体以上のひな飾りが並ぶ坂口記念館の「ひなまつり」=上越市頸城区
350体以上のひな飾りが並ぶ坂口記念館の「ひなまつり」=上越市頸城区

 新潟県上越市頸城区鵜ノ木の坂口記念館で恒例の「ひなまつり」が開かれている。色とりどりの衣装をまとったひな人形や、雪椿、イチゴをかたどったつるし雛(びな)など350体以上が展示され、来場者の心を和ませている。

 ひなまつりは、上越市出身で「発酵学の父」として知られる故・坂口謹一郎博士を顕彰する記念館が毎年企画。ひな飾りは地元住民が寄贈したほか、市内の作家4人が手作りした。

 坂口博士が杜氏(とうじ)や文化人らと交流した別荘のいろりの間を再現した「楽縫庵(らくほうあん)」には、大きなもので7段のひな飾りもあり、穏やかな笑みを浮かべたひな人形がずらりと並んでいた。

 3月9日まで。午前10時〜午後4時。...

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