
新潟市は8日、埼玉県八潮市で1月に発生した道路陥没事故を受け、独自に実施した下水道緊急点検の結果を発表した。早急な対応が必要だと判断されたのは中央区の栗ノ木バイパス下の空洞1カ所で、3月に対策工事を終えている。このほか市内21カ所で空洞の可能性があるものの、いずれも、ただちに陥没する危険性は低いという。市は今後、国の要請に沿って管路約35キロで重点調査を実施する。
新潟市はこれまでに市独自で、内径2メートル以上で敷設から25年以上経過するなどした道路下の管路3・2キロで点検を実施した。
市の調査によると、東、中央、西の3区計21カ所で空洞の可能性があることが判明した。2026年3月までを目安に...
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