
コンニャクイモ(資料写真)
上越市は10日、市営の体験交流施設「大島庄屋の家」(大島区田麦)を8日に利用した中学生ら21人に提供した夕食に、誤って毒素成分を含むコンニャクイモを使用したと発表した。このうち12人の生徒が舌のしびれなどを訴えた。医療機関を受診し、現時点で異常はないという。
市によると、首都圏から訪れた中学2年生16人と教員ら5人が田舎体験のため宿泊。調理員が「のっぺ汁」にサトイモを入れたつもりが、下ゆでして冷凍保存していたコンニャクイモを誤って入れた。コンニャクイモは毒素成分を含むため、熱湯で煮るなどして成分を抜く必要があるが、抜けていなかったとみられる。
市によると、8日夜のうちに生徒の症状は改善。9日...
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