伸びやかな歌声を披露した長岡甚句大会=長岡市千秋3
伸びやかな歌声を披露した長岡甚句大会=長岡市千秋3

 第31回長岡甚句大会が、長岡市千秋3の長岡リリックホールで開かれた。10代から80代の28人が出場し、自慢の歌声を響かせた。

 長岡甚句の普及と継承を目的に長岡市民謡連盟が8日に開き、寿年・高年と、成年の2部門で審査を行った。

 出場者は三味線や笛、太鼓の演奏に合わせ「ハァーエーヤー長岡柏の御紋」「七万余石のアリャ城下町」と伸びやかに歌い上げた。

 両部門とは別に、2月から長岡甚句の練習を始めた小学5年生(10)が特別参加。節回しを堂々と披露すると、大きな拍手に包まれた。

 市民謡連盟理事長の小野塚晴夫さん(72)は「子どもたちが長岡甚句に触れる機会を増やし、地域の伝統芸能をつないでいきたい」と話し...

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