若松屋の「エコパッケージ花火」
 若松屋の「エコパッケージ花火」
 「子育て層に限らず多くの人に花火を楽しんでほしい」と話す若松屋の平塚雅英さん

 「ごみを出しにくい手持ち花火でエコを実現したい」。花火を手がける若松屋(愛知県西尾市)が2023年4月に発売した「エコパッケージ花火」シリーズが好評だ。担当する若松屋の平塚雅英(ひらつか・まさひで)さんにホットのヒントを聞いた。(共同通信=増井杏菜記者)

 環境に配慮し、プラスチック製の資材を使わずに100%紙素材で包装したのが特徴。2024年度の販売数量は、前年度比で10倍だった。約80本入りで店頭想定価格は1410円前後。価格は2025年6月時点。

 通常の手持ち花火セットは、種類ごとに鮮やかな小袋に入れ、紙の台紙にテープで固定している。「店頭で目に留めてもらうため、大きく派手に見せることが...

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