本格的な海水浴場シーズンを前に、県は30日までに、県内53カ所(計12市町村)の海水浴場で行った水質調査の結果をまとめた。調査した全ての海水浴場で「海水浴に適する良好な水質」だった。

 調査は4月10日〜5月19日に市町村が行い、ふん便性大腸菌群数や油膜の有無、透明度などを調べた。

 環境省が定めた水質判定基準では「AA」から「不適」まで5段階がある。今年は「AA」が村上市の瀬波温泉や新潟市の関屋浜など38カ所、「A」が上越市の柿崎中央とたにはま、糸魚川市の能生の3カ所、「B」が新潟市の越前浜や長岡市の野積など12カ所だった。「C」と「不適」はなかった。

 県環境対策課によると、調査を始めた197...

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