Algomaticの池田晴紀さん
 Algomaticの池田晴紀さん
 レディクルを展開するフロンティアの高瀬雅代さん
 Sansanの名刺管理サービスの画面
 Algomaticが展開する「アポドリ」の画面
 Sansanのサービスに伴うスマートフォンでの名刺の読み込み作業
 名刺を読み込むためのスキャナーとSansanの柳生大智さん
 名刺を読み込むためのSansanのスキャナー
 商談の橋渡しサービスのイメージ

 企業の営業活動をサポートするサービスが進化している。取引先の公開情報を人工知能(AI)が収集して商談前の下調べを代行したり、企業同士の商談を専任コンシェルジュが橋渡ししたりするサービスが好評だ。営業の効率化を進める企業が急増する中、スタートアップ(新興企業)も先進的なアイデアや技術で存在感を示している。(共同通信=出井隆裕記者)

 ▽人脈を見える化

 「『名刺管理で収益を最大化する』をコンセプトに掲げてきた」。法人向け名刺管理サービス最大手のSansan(サンサン)の柳生大智さんはこう強調する。社員が交換してきた名刺をデータベースにして会社全体で「人脈を見える化」するのが基本的な機能だ。

 パソコ...

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