
静岡市内に設置された公衆電話のプラモニュメント=1日
プラモデル国内出荷額の8割を占める静岡市で、子どもたちに将来の産業を支えるファンになってもらおうと、あの手この手の取り組みが広がっている。5月に開かれた国内最大級の見本市「静岡ホビーショー」に市などが多くの子どもを招いたほか、簡単にできるプラモを販売するメーカーも。組み立て前の部品に見立てた郵便ポストなど、各所に設置された「プラモニュメント」もプラモの街をPRする。
静岡市立大里西小5年の武内大晴さん(10)は5月16日、ホビーショーの無料体験イベントでプラモ作りに触れ「細かい部品を組み立てるのは難しかったけど、家でも別のプラモに挑戦したい」と目を輝かせた。
静岡ホビーショーは毎年開かれ、模...
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