
各党のSNS戦略
終盤戦を迎えた参院選では、各党が遊説に加え、交流サイト(SNS)を通じた支持拡大に注力している。党公式ユーチューブや党首のX(旧ツイッター)を比較すると、フォロワー数や投稿内容の違いなど、発信力や活用度合いの差が見られる。情勢調査で好調とされる党には閲覧者から好意的な反応が多く、投票行動に一定の影響を与える可能性もありそうだ。
▽「勝ち組」
国民民主党の玉木雄一郎代表は、政界でSNS戦略の先駆者とされる。Xのフォロワーは74万を超え、党のユーチューブ登録者数は26万超。玉木氏は遊説を終えた深夜にも、生配信で支援者と対話を重ねている。
れいわ新選組のユーチューブ登録者数は38万超。街頭での山本...
残り886文字(全文:1186文字)