運用効率、セキュリティ、柔軟性を向上する高度なクラウドベースソリューション

【2025年9月5日、日本・東京発】人と地球に優しいスマートな建物を実現するビルソリューションプロバイダー、ジョンソンコントロールズ株式会社 ( https://www.johnsoncontrols.co.jp/
)(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松下 太郎 以下:ジョンソンコントロールズ)は本日、「Managed Metasys Server」の日本市場での提供開始を発表しました。クラウドベースの同ソリューションは施設運用を効率化し、セキュリティを向上するとともに、柔軟でスケーラブルな施設管理を実現します。また、サブスクリプション形式での提供により、施設管理コストの最適化を支援します。

現在主流である、建物内に物理的に設置されるオンプレミス型の中央監視サーバーに対し、Managed Metasys Serverは、クラウド上の仮想サーバーを既存のオンプレミス中央監視システムに追加、または既設のオンプレミスサーバーを仮想サーバーへ移行します。中央監視サーバーをクラウド環境に構築することで、専門知識を持つジョンソンコントロールズのリモートオペレーションセンター(ROC)が建物を一元管理できるようになります。当ソリューションは、既に北米やアジアの一部地域で先行して提供が開始されており、多くの導入実績があります。

Managed Metasys Serverの特長① 常に最新状態を維持することで、セキュリティを向上
定期的なソフトウェアパッチ、Windowsアップデート、ウイルス対策をタイムリーに適用することで、不正アクセスを防止する堅牢なサイバーセキュリティを実現します。専門スタッフが24時間365日システムを監視しているため、緊急時には高速データ復旧によりダウンタイムを最小限に抑え、一貫した運用を支援することで、事業継続計画(BCP)の観点でもお客様が安心して事業運営に注力いただけます。

Managed Metasys Serverの特長② 将来に向けた柔軟性とスケーラビリティ
クラウド型サーバーはスマートシティやエリア管理ソリューションなどの進化するニーズに対応し、将来のイノベーションをサポートする柔軟性とスケーラビリティを提供します。物理的なハードウェアに伴う制約を軽減するほか、いつでもどこでも、どのようなデバイスからも施設機器を管理できるため、運用効率性と適応性を促進します。また、クラウド上にデータを集約することで、各種クラウドサービスとの連携も可能となり、スマートビル、建物の群管理、さらにはエリアマネジメントへの拡張性を高めます。

Managed Metasys Serverの特長③ サブスクリプション形式によるコスト最適化
年間契約のサブスクリプション形式により、中央監視サーバーを「資産」から「経費」にすることで、大きな初期投資を回避できるほか、故障などによる突発的な支出を削減します。これにより、運用コストの長期予測が可能となり、ライフサイクルコスト全体の最適化および精度向上に貢献します。また、ROCがサーバーを管理するため、企業のIT部門によるセットアップや保守負担や、メンテナンスやダウンタイムコストの削減に貢献するとともに、安全・安心なパフォーマンスを実現します。

日本でManaged Metasys Serverの先行導入を決定した、北電産業株式会社の代表取締役社長 長高英氏は次のように述べています。 「設備の大規模改修を進める中、ハードウェアをオンサイトで所有するデメリットを感じていました。サーバーのクラウド化は一般化していますので、中央監視についても所有ではなくサブスクリプションにできないかと相談したところ、ちょうどジョンソンコントロールズで導入準備を進めていたManaged Metasys Serverの国内1号案件となることができました。初期投資の削減とコストの平準化、故障によるダウンタイムや緊急出費の回避、さらには遠隔監視活用による省人化など、多くのメリットのあるソリューションを導入できることを嬉しく思っています。今後もジョンソンコントロールズには、Managed Metasys Serverの運用や保守を通じて、運用コストやエネルギーコストをさらに削減できるようなご提案やご支援を期待しています」

ジョンソンコントロールズ株式会社 代表取締役社長の松下太郎は、次のように述べています。「Managed Metasys Serverは、従来『モノ』として提供されていた中央監視サーバーを『サービス』に転換した革新的なソリューションです。オンプレミスの資産という扱いから、クラウドベースのサブスクリプションへと変革することで、お客様は設備投資の負担から解放され、より戦略的な業務に集中できます。弊社は今後も、安全・安心なクラウド環境で常に最新化されたサーバーを提供することにより、多くの施設が直面する人材不足等の課題解決に取り組んでまいります」

■営業開始と販売価格
営業開始:即日
販売価格:契約範囲と機器台数によって個別にお見積

Managed Metasys Serverの詳細は、サービスカタログ ( https://ebrochure.airlibro.jp/book/view_html5.php?id=752&p=0
) をご覧ください。

ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:松下 太郎)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は www.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/
もしくはX(旧Twitter)で@JCI_jpをフォローしてください。

ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。スマートで、健康的かつサスティナブルな建物環境を実現するビルテクノロジーのグローバルリーダーとして、建物のパフォーマンスを再定義し、人と空間、地球にとってより良い未来を実現することを使命としています。140年にわたり築き上げたイノベーションの歴史は、ヘルスケア、教育、データセンター、空港、スタジアム、工場など多様な施設の未来を形作ります。その先にあるのが包括的なデジタルソリューションであるOpenBlueです。ジョンソンコントロールズのビルテクノロジー製品、ソフトウェア、サービスソリューションのラインナップは世界でも類を見ない広範さで、いくつかのブランドは業界内でも高い名声を得ています。詳細は www.johnsoncontrols.com をご覧いただくか、SNSで@JohnsonControlsをフォローしてください。


本件に関するお問合わせ先
≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
広報室:平尾、平野
TEL: 03-5738-6054 FAX: 03-5738-6508
E-MAIL: jp.pr@jci.com

ジョンソンコントロールズ 広報代理
MSL(エム・エム・エス・コミュニケーションズ株式会社)
花坂 / カードゥーシュ / 田中
johnsoncontrolsjapan_pr@mslgroup.com