俳優の門脇麦(33)が、出演を予定していた舞台「二兎社公演49『狩場の悲劇』」を体調不良により全公演降板することが29日、舞台公式サイトで発表された。
【写真】表情に引き込まれる…溝端淳平らとともに出演予定だった門脇麦
サイトでは「出演者変更のお知らせ」とし「出演を予定しておりました門脇麦さんが、体調不良により全公演を降板することになりました」と伝え、代役については「原田樹里さん(11月1日~29日)と川添野愛さん(12月3日~1月18日)が出演します」と報告した。
二兎社の公式サイトでも「二兎社公演49『狩場の悲劇』に出演を予定しておりました門脇麦さんが、体調不良によりやむなく全公演を降板することになりました」とし「出演を楽しみにされていたお客様にはご迷惑とご心配をおかけすることを、心よりお詫びいたします」と謝罪コメントを掲載した。
作品は、チェーホフの知られざる小説をベースにした劇作家・演出家の永井愛氏の4年ぶりの新作。舞台は、1880年のロシア。モスクワのある新聞社に、セルゲイという元予審判事が「狩場の悲劇」という自作の小説を持ち込む。それは、彼が実人生で遭遇した殺人事件を題材にしたもので、オーレニカという森番の娘とセルゲイ、知人の伯爵、伯爵邸の管理人が四つ巴に絡んだ愛憎劇。
小説を編集長に預けたセルゲイは、掲載の可否を聞くため、3ヶ月後にまた現れた。「僕の小説には、どんな判決が下されましたか?」 まだ読んでいないと追い返そうとする編集長。だがセルゲイは勝手に小説を語り始めてしまい……。真夜中の編集室で「狩場の悲劇」が展開される。

























