スキー場内の「ルンルンキッズパーク」で遊ぶ家族連れ=妙高市

 子どもとのお出掛け先に悩んでいませんか? 家族みんなで楽しめる新潟県内各地の観光施設や公園、飲食店などお勧めスポットを紹介していきます。

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 初心者向けのなだらかなゲレンデに訪れるのは、ほとんどが家族連れ。妙高山麓にある妙高市の「休暇村妙高ルンルンスキー場」には、子どもたちの歓声が響く。

スキーを楽しむ家族連れら。ゲレンデはなだらかで、子どもも安心して滑ることができる

 ゲレンデはリフト1本、滑走距離900メートルの1コースと、シンプルなつくり。斜度は最大16度、平均10度と緩斜面が続く。親が子どもの手を取ったり、背中を支えたりしながらゆっくりと滑り、そり遊びに夢中になる子どもの姿も多い。

 ゲレンデ内に今季新たに誕生したのが、土日祝日限定の「ルンルンキッズパーク」だ。スキーヤーらとの衝突を防止するため、約400平方メートルをネットで囲んだエリアで、空気で膨らませた大型遊具や雪遊び用のスコップなどが置かれている。子どもたちは遊具の上で飛んだり跳ねたり、雪玉をつくったりと、思い思いに遊ぶことができる。

大型遊具もあるルンルンキッズパーク

 スキー場に隣接するホテル「休暇村妙高」は52部屋を備え、大浴場では温泉が楽しめる。東京都足立区から家族4人で訪れた小学1年の女の子(7)は「雪合戦をしたり、(遊具に付いている)滑り台を滑ったりするのが楽しかった」と満足そう。スキーも楽しんだ父親(47)は「ゲレンデが一本道で、スピードを出して滑る人も少ない。子どもを先に滑らせても安心できる」とほほ笑んだ。

 スキー、スノーボードの有料レッスンも開催し、スキーは4歳以上、スノーボードは小学生以上を対象としている。休暇村妙高の塚田茂樹営業課長(47)は「初めてスキーをする人には、うってつけのスキー場。ここで慣れてから他のスキー場にチャレンジして」とアピールした。

 3月31日まで営業予定。

<休暇村妙高ルンルンスキー場>
妙高市関山。
営業時間は午前9時〜午後4時。
ルンルンキッズパークは500円(3歳以下か、リフト1日券があれば無料)。
リフト1日券は中学生以上2500円、小学生2千円、未就学児は無料。
0255(82)3168。