
丸魚魚沼水産がテナントを募集している施設の外観。蔵をイメージしている=小千谷市薭生
新潟県小千谷市桜町の水産卸「丸魚魚沼水産」は、小千谷市薭生(ひう)にある製造工場に併設していた店舗スペースを活用しようと、入居テナントを募集している。建物は蔵をイメージした外観で、地域の魅力向上につながる利用を想定している。
丸魚魚沼水産は「新潟せんのや」ブランドで、魚のみりん粕(かす)漬けや総菜などを手がけている。店舗スペースでは、自社商品を販売したり飲食物を提供したりしていたが、採算性の問題などから2022年に休止した。
建物は国道17号沿いで、1998年に建設した。テナントを募集する部分は134平方メートルで、飲食提供などでの入居を想定しており、設けられる席数は最大30席ほど。開放感が...
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