
建設中の新施設前で4回に分けて行われた餅まき。住民約500人がお菓子を拾った=5月5日、新発田市島潟
新潟県新発田市島潟の酒蔵・菊水酒造が5月5日、地域住民を招き、本社敷地内に新設する交流施設の上棟式を行った。売店やカフェなどを備え、来春の完成を目指す新施設のテーマは伝統文化。式では、昔ながらの餅まきを盛大に行い、回覧板の知らせで集まった約500人の住民が歓声を上げてお菓子を拾った。
菊水酒造が新設するのは、新事務棟と交流棟の2棟。いずれも木造で、総工費約15億円をかける。
清酒製造だけにとどまらない「発酵エンターテインメント蔵元」を目指すとし、交流棟には、ワークショップができる「菊水ラボ」のほか、自慢の日本庭園が一望できるカフェ、「遊び場」と称した屋外イベントスペースなどを設ける。
この日...
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