本の魅力について話す出版業界の経営者たち=佐渡市両津湊
本の魅力について話す出版業界の経営者たち=佐渡市両津湊

 出版業界のトップが、本との出合いについて語るイベントが、新潟県佐渡市両津湊の佐渡島開発総合センターで開かれた。お薦めの本や図書館の役割、活字文化の大切さなど多彩な話題で盛り上がった。

 羽茂村山の堀田鉄豊(てつひろ)さん(68)が、「これからの図書館」(平凡社)を書いた図書館流通センターの谷一文子(たにいち・あやこ)社長に、本の感想をつづった手紙を出したのが縁でイベントが実現した。

 谷一社長のほか、平凡社の下中美都(しもなか・みと)会長、柏書房の富澤凡子(とみざわ・ひろこ)社長、筑摩書房の喜入冬子(きいれ・ふゆこ)社長の4人が登壇し、90人が参加して5月26日に開かれた。

 お薦めの本では、下中...

残り377文字(全文:677文字)