
新潟労働局長が建設工事現場の安全を確認したパトロール=7月2日、新潟市中央区花園1
新潟労働局は7月2日、全国安全週間(7月1〜7日)に合わせて新潟市中央区の建設現場で公開安全パトロールを行った。労働災害防止活動の一環。千葉茂雄局長が作業員らに対し、「安全週間を機にさらに意識を高め、熱中症予防や安全への対策をお願いしたい」と呼びかけた。
新潟労働局によると、2023年の新潟県内の労働災害の死傷者数は2750人で前年より120人増加した。死者は前年比3人減の14人で、業種別では建設業が6人と最も多く、次いで製造業が3人。事故のケース別では墜落・転落が3人、挟まれ・巻き込まれが2人などとなっている。
千葉局長ら5人は、JR新潟駅南口西地区の32階建てマンションなどの建設が進む現...
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