
自民党県連大会であいさつする佐藤信秋県連会長=7月6日、新潟市中央区
自民党新潟県連は7月6日、新潟市中央区のホテルで県連大会を開いた。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件安倍派と二階派、岸田派がパーティー券の販売収入を政治資金収支報告書に正確に記載していなかったとされる政治資金規正法違反事件。安倍派では議員側に還流させるなどしたノルマ超過分を、議員側も収入に含めていなかった。東京地検特捜部は安倍派の会計責任者松本淳一郎被告や受領額の大きい議員を在宅起訴するなどし、二階派と岸田派の元会計責任者らも立件。自民党は安倍派と二階派の現職議員らを聴取し、不記載のあった85人のうち32人がノルマ超過分の受領を認識していたとする調査結果を公表している。で、党への強い逆風が吹く中、信頼回復に取り組むなどとした向こう1年の活動方針を決定した。会長の佐藤信秋参議院議員(比例代表、新潟市出身)が続投し、総務会長が交代する幹部人事も正式に決めた。
大会には新潟県関係の衆議院・参議院国会議員、県議会議員(県議)、自民党支部幹部ら約500人が出席した。来賓に党本部から森山裕総務会長が招かれ、花角英世知事も出席した。
活動方針では、...
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