安照寺本堂の展示コーナーで、琴桜関の手形を持ち初優勝の喜びを語る梶井照雄さん=佐渡市春日
安照寺本堂の展示コーナーで、琴桜関の手形を持ち初優勝の喜びを語る梶井照雄さん=佐渡市春日

 大相撲九州場所で大関琴桜関が初優勝を飾った。所属する佐渡ケ嶽(さどがたけ)部屋と長年交流してきた安照(あんしょう)寺(新潟県佐渡市春日)の住職、梶井照雄(しょうゆう)さん(77)は、本堂に琴桜関の手形など部屋ゆかりの品々を展示しており、「優勝を機に、見に来て喜びを共有してほしい」と話している。

 安照寺は、佐渡ケ嶽部屋の部屋名のルーツともいわれる江戸時代中期の力士、佐渡ケ嶽猪之助(いのすけ)の菩提(ぼだい)寺。梶井さんは約30年前、先代の親方(元横綱・琴桜関)に猪之助について説明し、後援会に入った。

 梶井さんは11月24日の千秋楽の大一番は、どきどきして生中継を見られず、子どもから祝福のメール...

残り233文字(全文:533文字)