
大学の研究者らがプロジェクトの成果を発表し、参加者と意見を交換した交流会=新潟市中央区万代5
新潟市などとの食品関連産業の活性化に取り組む新潟大は、2022年度から「共創イノベーションプロジェクト(IP)」と銘打って、県内の企業や自治体と連携し、地域課題の解決を目指す取り組みを進めてきた。現在は八つのプロジェクトが進行中だ。
25年1月28日には、新潟市中央区でIPの成果報告や意見交換を行うシンポジウムが開かれ、自治体関係者や食品関連の事業者ら約140人が参加。会場では、各ブースでプロジェクト概要が説明された。
おいしさDX共創IPのブースでは、枝豆をゆでた場合と焼いた場合のうまみの感じ方の分析データや、市内の飲食店で焼き枝豆を提供した実証実験の結果などを発表。新潟大の研究者が「味を...
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