雁木についての調査結果を報告する新潟大の学生たち=3月21日、上越市本町6
雁木についての調査結果を報告する新潟大の学生たち=3月21日、上越市本町6

 新潟県上越市の高田地区などにある雁木(がんぎ)通りについて調べた新潟大工学部の学生7人が3月21日、上越市本町6の町家交流館高田小町で、調査結果を市民に報告した。雁木がある高田、津有、新道の3地区の総延長を調べた学生は2017年と比べ600メートル短くなったが、町内別にみると総延長が延びた箇所もあったと述べた。

 新大は2017年にも同様の調査をしている。今回報告したのは2024年9月に行った調査で、工学部の黒野弘靖准教授の研究室で建築学を学ぶ4年生と修士課程の大学院生が実施した。

 3地区の計31町内の総延長について調べた修士1年の本間大雅さんは、7年前より600メートル短い12・3キロだった...

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