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アストンマーティンValkyrie、日本で極東レースデビュー
アストンマーティンTHORチーム、目指すは驚異のV12ブリティッシュ・ハイパーカーValkyrieのますます高まる競争力を最大限引き出すこと
Valkyrie、FIA世界耐久選手権における初のトップ10フィニッシュを狙う
Valkyrie 007号車はハリー・ティンクネルとトム・ギャンブルの英国勢
Valkyrie 009号車は、3度FIA WEC GTチャンピオンに輝くマルコ・ソーレンセンがアレックス・リベラスと共に富士に挑む
ValkyrieはIMSAとFIA世界耐久選手権という2つの世界最高峰スポーツカーシリーズの両方で闘う唯一のハイパーカー
アストンマーティンは今回100戦目を迎える2012年創設のWECに全戦参加、大会を支える主要ブランドとしての存在を誇示


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2025年9月23日、富士スピードウェイ(日本):
英国のウルトラ・ラグジュアリー・ハイパフォーマンス・ブランドであるアストンマーティンが、FIA世界耐久選手権(WEC)の記念すべき100戦目となる9月28日(日)開催の富士6時間耐久レースに参戦し、驚異の新型ハイパーカー、アストンマーティンValkyrieが今週末極東デビューを果たします。

アストンマーティンは2012年のWEC創設以来、これまでの99戦すべてに出場している3社のマニュファクチャラーの一つです。この間、アストンマーティンの競技史を彩る最高の栄誉の数々が、現在では世界最高峰の耐久シリーズとなったWECの歴代勝者の記録に刻まれています。

WEC第1戦となった2012年のセブリング12時間レースでダレン・ターナー(英国)、ステファン・ミュッケ(ドイツ)、エイドリアン・フェルナンデス(メキシコ)がLMGTE Proクラスの表彰台を獲得して以来、アストンマーティンは世界選手権タイトルを11回獲得(または獲得に寄与)し、全マニュファクチャラー中3番目に多い53回のクラス優勝を挙げているほか、WEC時代になってからのル・マン24時間レースで5回のクラス優勝を果たしています。

耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは次のように述べています。「アストンマーティンがWECの100戦目に参加できることを光栄に思います。当初からアストンマーティンは国際的な耐久レースシリーズの価値と力を理解し、WECは創設以来私たちのレースプログラムにおいて極めて重要な位置を占めてきました。発展を遂げたWECの現在の姿と、そのマニュファクチャラーの層の厚さ、テクニカルレギュレーションの多様性、組織力とプロモーション力の卓越した水準は、この選手権の実現に向けて人々が不断の努力を続けてきたことを大いに示しています。この素晴らしいマイルストーンを迎え、シリーズ関係者全員に祝辞を送ります。私たちはWECが今後さらに発展していくことを確信しています」

「今回はアストンマーティンにとっても重要なレースになります。13年間にわたる100戦連続出場は、耐久レースに対するアストンマーティンのコミットメント――私たちのブランドの創成期にさかのぼる価値観――を明確に示しています。この間に50回を超えるクラス優勝を記録し、これほどまでに高いレベルで一貫して成功を収め続けていることは、私たちが一所懸命に目指し守ってきた、伝統ある競技の名門であることの証しです。私たちはValkyrieでこの歩みの次の一歩を踏み出すことを目指し、レースでは先頭集団に入ることを狙って、名声高いこの特別な選手権において総合優勝に向けた闘いを展開していきたいと考えています」

今月初めにサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されたローンスター・ル・マン6時間にて今後に期待できる成果を挙げた後も、Valkyrieの競争力は勢いを増しつづけています。新たな時代を切り拓くWECデビューシーズン5戦目にして、6.5リッターV12エンジンを搭載した唯一無二のブリティッシュ・ハイパーカーValkyrieは、テキサス州オースティンで開催された雨のレースのさなかに最高4位にまで浮上しました。また、アレックス・リベラス(スペイン)はValkyrie 009号車を2度目の名誉あるハイパーポール出場に持ち込み、世界選手権で過去最高のスターティングポジションとなるグリッド8番手を獲得しました。

その前のル・マン24時間レースでは、2台のValkyrieが初の24時間レース完走を成し遂げて12位と14位でフィニッシュし、アストンマーティンTHORチームが、車両およびアストンマーティンのマニュファクチャラー世界選手権初ポイントをハイパーカー・クラスで獲得しています。

Valkyrieは、アストンマーティン初の「ル・マン・ハイパーカー」(LMH)です。アストンマーティンのワークスチームであるTHORが駆るValkyrieは、WECの最高峰クラスで唯一、公道仕様のハイパーカーをベースにし、2月のカタール1812kmレースでグローバルデビューを果たしました。

アストンマーティンTHORチームは、富士6時間耐久レースもWECのValkyrie 2台体制で臨み、007号車にトム・ギャンブル(英国)とハリー・ティンクネル(英国)、009号車にアレックス・リベラス(スペイン)とマルコ・ソーレンセン(デンマーク)が乗り込みます。

アストンマーティンとTHORによってValkyrieの量産モデルをベースに開発された競技バージョンは、レース用に最適化したカーボンファイバー製のシャシーに6.5リッターV12エンジンの改良版を搭載しています。エンジンは標準仕様では最高回転数11,000rpm、最大出力は1,000bhpを超えますが、ハイパーカーのレギュレーションに従い、出力は500kW(680bhp)に厳密に制限されます。

トム・ギャンブル、アストンマーティンValkyrie 007号車ドライバー:
「富士で初めてレースできることをとても楽しみにしています。出場のたびに良くなっていて、前回のCOTAでは2台でダブル・ポイントフィニッシュを獲得できそうなところまでいきました。さらに改良を重ね、来週の週末も好成績を目指して進んでいけると確信しています」

ハリー・ティンクネル、アストンマーティンValkyrie 007号車ドライバー:
「富士に向けてものすごく興奮しています。レースの舞台としてクールな地域として知られていますね。マシンがレース序盤から速く、ドライでもウェットでも好調なペースで走ることのできたオースティンでの快調なレースに続いて今回のレースに臨むことになります。Valkyrieにとって学びの年となっている今年で大きなポイントは、レースごとに改良を重ねていくことで、それを日本でもできると思っています。オースティンと同じように、私たちの強みを生かせるサーキットであることを願っています。ドライバーに多くが要求され、例年天気もとても変わりやすいようですが、レースの点では良いサーキットですし、今年はかつてないほど上り調子で臨むことになります」

アレックス・リベラス、アストンマーティンValkyrie 009号車ドライバー:
「富士は本当に楽しみにしています。特にオースティンの好調なパフォーマンスの後なのでなおさらです。(オースティンでは)結果につなげることはできなかったものの、週末を通してウェットでもドライでも、本当に良いパフォーマンスを達成することができました。全員がとてもやる気になっていると思います。先週末にかなり勢いづくことができているので、それを富士にも持ち込んで、今年に入ってずっとそうであるように、前進と改良を続けていけるでしょう。富士はオースティンとはだいぶ異なるトラックで、グリップもだいぶ低いので、全員にとって難しくなると思いますが、今回も競争力を発揮できるパッケージになっていると思います」

マルコ・ソーレンセン、アストンマーティンValkyrie 009号車ドライバー:
「ここ数年日本開催のレースに多く出場しているので、再び富士に行くのはホームに戻るような感じも少しします。とても楽しみです。2015年に耐久レースを始めてから、富士にはほぼ毎年来ています。ル・マン以降のValkyrieの好調な勢いを維持していきたいと本当に願っています。かなり良くなっている点もありますし、どんどん近づいている感じがするので、ぜひ富士でブレークスルーが実現できればと願っています」

イアン・ジェームズ、アストンマーティンTHORチーム代表:
「オースティンでValkyrieが見せたパフォーマンスの前進で、明らかにチーム全体が勇気づけられました。サーキット・オブ・ジ・アメリカズでのパフォーマンスは、ドライバーからメカニックまで、チーム全員がこのマシンの1年目において絶え間なく理路整然としたアプローチを続けてきた成果です。焦点は今後も、非の打ちどころのない実行によってパフォーマンスを徐々に積み上げていくことにあります。競争相手は世界の耐久レースで最も手ごわい面々なので、これを続けていかなくては前進できません。ライバルは立ち止まってはくれません」

アダム・カーター、アストンマーティン耐久モータースポーツ責任者:
「ローンスター・ル・マンでは、Valkyrieのポテンシャルが拡大していることが明確に示されました。上位6台の中に入り、週末の各セッションで先頭のペースを決めていく存在となったのは、見ていて勇気づけられました。目標はこの好調な勢いをシーズンの残りを通して維持していくことで、レースのたびに経験を積んでいけば、まさにそれができるようになると確信しています」

こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-I8lEPMwkAZ

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Vantage、富士6時間耐久レースにて
記念すべき100戦目を迎えるWECで栄光の走りを狙う


アストンマーティンVantage、FIA世界耐久選手権史上最も成功を収めたGTマシンの一つとして再び富士へ
Vantage、日本開催の第6戦でWECシーズン初勝利を狙う
THORの挑戦を率いるイアン・ジェームズ、チームメイトはザック・ロビションとワークスドライバーであるマッティア・ドゥルディ
Racing Spirit of Lémanでは7月にインテルラゴスでWECデビューを果たしたアントニー・マッキントッシュが再び参戦


アストンマーティンで最も多く成功を収めているスポーツカーであるVantageが今週末、FIA世界耐久選手権(WEC)の記念すべき100戦目となる9月28日(日)開催の富士6時間耐久レースに参戦します。

12シーズン半にわたり、全5バージョンを通して輝かしい成績を収めてきたVantageのGTクラス優勝は、全マニュファクチャラーの中で2番目に多い53回に上ります。Vantageは、出場してきたすべてのWECクラス(LMGTE Pro、LMGTE Am、LMGT3)と、アストンマーティンが投入してきたすべてのバージョンで優勝を経験しています。世界選手権タイトルを11回獲得し、WEC時代になってからのル・マン24時間レースで5回のクラス優勝を挙げたVantageは、クラスのポールポジションも68回獲得しています。全ドライバーの中でペドロ・ラミー(ポルトガル)はWECにおいて19回の優勝をすべてVantageで果たし、今でもWEC GT最多優勝記録を持つドライバーとなっています。

VantageはGTE Am(2012年~2022年)史上最多勝記録を持ち、今週末に15戦目となる現在のLMGT3カテゴリーに道を譲って同クラスが廃止されるまで、33回の優勝と29回のポールポジションを獲得しています。

富士スピードウェイにおけるVantageの記録もこれに引けを取りません。16回の表彰台獲得のうち7回はクラス優勝で、さらにそのうちの2つはダブル・クラス優勝です。ポールポジションは9回獲得しています。富士スピードウェイで開催されたWECの表彰台にVantageのドライバーの姿がなかったことは3回しかありません。

今年のWEC 100戦目は、The Heart of Racing(THOR)とRacing Spirit of Léman(RSL)という2つのパートナーチームが、富士でVantageの栄光を担います。今年はチーム代表のイアン・ジェームズ(英国)がクラス常連の主力選手として戻り、ザック・ロビション(カナダ)とマッティア・ドゥルディ(イタリア)と共に27号車Vantageで2025年初の表彰台を狙います。

RSLではサンパウロ6時間レースで華々しいWECデビューを果たしたアントニー・マッキントッシュ(米国)が、エドゥアルド・バリチェロ(ブラジル)とアストンマーティンのワークスドライバーであるヴァランタン・アス・クロー(フランス)と共に10号車アストンマーティンVantage GT3で戻ってきます。サンパウロでは、前日にマッキントッシュとバリチェロがクラスのポールポジションを獲得した後、レース終盤でバリチェロが劇的に3位フィニッシュを飾り、LMGT3でチーム初のWEC表彰台を獲得しました。

アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは次のように述べています。「Vantageは、今週末に100回目のスタートを祝うWECにおいて、輝かしい実績を誇ります。パートナーチームのどちらかまたは両方が表彰台フィニッシュを決めることほど、100戦目を祝うにふさわしいことはありません。2つのチーム、クルー、そしてもちろんマシンがそのポテンシャルを持っていることは十分に証明済みです」

ウルトラ・ラグジュアリー・ブランドであるアストンマーティンが最高に磨き上げたスポーツカーと同じ機械的アーキテクチャを採用するVantage GT3は、アストンマーティンの実績ある接着アルミシャシーを中心に組み立てられ、驚異的な4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載しています。IMSAワトキンズグレン戦の勝利に加え、2025年クラウドストライク・スパ24時間レースにおいてもクラス優勝を挙げ、6月のADACラベノール・ニュルブルクリンク24時間でもクラス表彰台を獲得しました。

視聴方法
富士6時間耐久レースは9月28日(日)の現地時間11:00(BST+8時間)に開始されます。最終プラクティス、予選、決勝はインターネット上のFIA WEC TVで、英語またはフランス語の解説付きで生中継されます。また、各国の放送局による生中継も放送されます。

アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。

ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、Vanquish、DBX707に加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サステナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。

英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。

ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。

2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。