俳優の阿部寛、藤原大祐、夏川結衣が8日、都内で行われた映画『俺ではない炎上』の”大炎上”御礼イベントに登壇。阿部と夏川が、7回目の共演への思いを語った。
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阿部と夏川は共演が7回目、夫婦役が4回目となる。阿部は、夏川について「今回は一緒のシーンがそれほどないのですが、『こういう感じで来たか』と。常に新鮮で、一番信頼している女優さんです」と絶賛した。
それを受けて、夏川は「すごくうれしいです!」と笑顔に。「きっちり台本を読んで、監督とコミュニケーションを取って、今回の役は難しかったんです。監督とも何回も話し合いをして、考えました」と振り返り、阿部については「同志のような気がします。別の作品にお出になっていても、同志のような気持ちです。すごく信頼しているし、俳優だけではなく、スタッフにも人気が高いのが阿部さん。絶大なる信頼を持っています」と褒め尽くした。これには、阿部も「同志ですよ」と共感した。
また、8度目の共演に向けて、夏川は「弁護士と、犯人か犯人じゃないかわからない人をやれたら楽しいんじゃないかなと。どっちもいいんじゃない?」と提案。阿部は「そうだな~」と迷いつつ、「どっちも面白いね。僕が追い込んだ方が見たことないようなものがあるだろうなと。見てみたい」と前のめりな姿勢を見せた。
2人のやり取りを見ていたら、藤原は「そういう関係の方が僕にも生まれたら。お似合いです!」とほほ笑んでいた。
本作は、第36回山本周五郎賞の候補にもなった浅倉秋成による同名小説(双葉文庫)が原作。大手ハウスメーカーの営業部長・山縣泰介(阿部)がある日突然、SNS上で“殺人事件の犯人”として個人情報を晒され、炎上の渦に巻き込まれていく。
藤原は最初に事件の投稿を拡散した大学生インフルエンサーでサクラと一緒に泰介を追う住吉初羽馬、夏川は泰介の妻・芙由子を演じる。