北陸地方整備局がPFIを利用して無電柱化を目指す県庁前の国道=新潟市中央区
北陸地方整備局がPFIを利用して無電柱化を目指す県庁前の国道=新潟市中央区

 国土交通省北陸地方整備局(新潟市中央区)は、新潟市中央区の国道116号沿いの一部区間で予定する無電柱化を、民間資金活用による社会資本整備(PFI)事業として実施することを決めた。北陸地方整備局が新潟県内の道路整備事業でPFIを活用するのは初めて。民間の技術力を生かし、2030年までの工事完了を目指す。

 人口減少に伴い全国の自治体で財政が厳しくなる中、国は官民連携による公共施設の整備や管理方法としてPFIの活用を促している。

 無電柱化事業は、電柱の倒壊で緊急輸送道路が通れなくなることを防ぐほか、景観向上のために行う。整備区間は、新潟市中央区新光町の県庁前付近の計1・16キロ。道路沿いに電線共同...

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