新潟県バスケットボール協会元会長の大滝和雄(おおたき・かずお)さんが3月14日、新潟市西区の自宅で死去した。78歳。新潟市秋葉区出身。葬儀は近親者のみで行った。
新潟大を卒業後、高田女高(現上越高)や新潟工高などの監督を務めた。1977年から19年間指揮した新潟工高では全国高校総体に11回、全国高校選抜優勝大会に8回出場し、それぞれ3位に1回導いた。
2019年に新潟県バスケ協会会長に就任。20年には会長を兼ねながら、新潟アルビレックスBBラビッツの監督に就任し、2季指揮した。22年にラビッツの監督を退任した後は病気で入退院を繰り返していた。
新潟県バスケ協会の栗山敏昭会長は「『バスケ王国新潟』の名声を大いに高めていただいた。日本全体の選手育成にも多大なる功績を残してくれた」と惜しんだ。