
オークスの新商品「ナチュラルストーングリル」で石焼き芋を作る尾脇早英さん(右)と木村和男さん=三条市島田2
キッチン用品企画・販売のオークス(新潟県三条市島田2)は、本格的な石焼き芋を家庭で作れる鍋「ナチュラルストーングリル」を開発した。アルミ製鍋の底にプレート状の石を敷き、その上にサツマイモを載せて焼く。オークス社はかつて「やきいも鍋」を開発したが、後発商品との競争の末、販売終了となった過去がある。16年ぶりに悲願の“復活”を果たした格好だ。
新商品の特徴は、鍋底に敷いた円形のプレート状の石だ。韓国で石焼きビビンバの器に使われる角閃石(かくせんせき)を使用。遠赤外線効果で、上に載せたサツマイモに、しっかり熱を伝えるという。
担当した商品開発課の尾脇早英さん(28)は、理想の焼き芋を目指してさまざ...
残り1236文字(全文:1536文字)