
最盛期を迎えたサクラマスの水揚げ作業=4月11日、佐渡市和木
春を告げる魚、サクラマスの水揚げが最盛期を迎えた。新潟県佐渡市和木(わき)の漁港では4月11日、銀白に輝くサクラマスが次々と養殖いけすから引き揚げられ、県内外に向け出荷された。
2015年に佐渡事業所を立ち上げ養殖を始めた鳥取県の弓ヶ浜水産が毎年、旬の4月ごろに水揚げしている。
11日朝は職員ら約10人が作業に当たり、クレーンに取り付けた網ですくったサクラマスを手際よく生け締めにした。この日は計7・8トン、約5500匹のサクラマスを水揚げした。今年は23年よりも身は500グラムほど小ぶりだがほぼ例年通りの大きさで、ほどよく脂が乗っているという。
弓ヶ浜水産佐渡事業所の高橋智宏さん(28)は「...
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