新潟県の糸魚川市ガス水道局は4月25日、糸魚川市内の個人住宅で約9万5千円の水道料金の徴収漏れが1件あったと明らかにした。時効となった約7万4千円を除き、約2万1千円を徴収する。

 ガス水道局によると、水道メーターの口径を変更したにもかかわらず、料金システムへの変更入力をせず、確認漏れの事務的ミスも重なった。ほかに同様の誤りがないか調査する。

 水道局では2023年、下水道料金約225万円の徴収漏れもあった。25日の市議会建設産業常任委員会で、井川賢一副市長は「信頼を失うことになる。申し訳なく思う」と陳謝した。