
大佐渡石名天然杉の遊歩道を点検する県職員ら=5月16日、佐渡市
大佐渡山脈の厳しい自然環境で特異な形状となった天然杉が並ぶ「大佐渡石名天然杉遊歩道」(新潟県佐渡市)で5月17日、今季の一般開放が始まる。雪解けが早く、例年より1週間早い。16日には管理する新潟県職員らが点検し、安全を確認した。
長さ約650メートルの遊歩道は、標高約900メートルの県有林にある。新潟県が2011年から一般開放しており、23年は約2500人が訪れた。枝の張り出しがゾウの牙を連想させる「象牙杉」など、特徴的な5本には公募で名称が付いている。
新潟県職員らは、遊歩道の路面状況や、危険な枝の有無などを点検しつつ、歩きやすいようにウッドチップを地面に敷いた。県佐渡地域振興局農林水産振...
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