両津夷本町商店街にお目見えした、使用済みの卵パックと裂き織りの端切れを利用した「裂織こいのぼり」=佐渡市両津夷
両津夷本町商店街にお目見えした、使用済みの卵パックと裂き織りの端切れを利用した「裂織こいのぼり」=佐渡市両津夷

 新潟県佐渡市の両津夷本町商店街に300匹近いミニこいのぼりの飾り付けが登場した。使用済みの卵パックと裂き織りの端切れを利用し、両津商工会女性部が手作りした。6月16日まで道行く人の目を楽しませる。

 両津商工会女性部は10年ほど前から商店街沿いの竹塀を利用し、鬼太鼓やカンゾウなど季節に応じた飾り付けをしてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中断していた。

 再開第1作は「裂織こいのぼり」。「佐渡の文化である裂き織りをPRしたい」と衣料品店を営む副部長の佐藤佐江子さん(63)らが裂き織りの端切れを提供した。卵パックは約80人の女性部員から集めた。役員4人が4月末ごろから1週間ほどかけ制作。端切...

残り202文字(全文:502文字)