事業計画などが報告された「佐渡を世界遺産にする会」の総会=5月16日、佐渡市中原
事業計画などが報告された「佐渡を世界遺産にする会」の総会=5月16日、佐渡市中原

 「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を目指す市民団体「佐渡を世界遺産にする会」の2024年度総会が5月16日、新潟県佐渡市中原で開かれた。市民ら約80人が参加。今夏の登録が期待される中、実現に向けて活動を続けることを確認した。

 佐渡を世界遺産にする会は07年に発足。遺跡周辺の清掃や整備に加え、イベント開催などで機運醸成を図ってきた。

 あいさつで中野洸(こう)会長は「国会議員や国などが、一致団結して佐渡の世界遺産登録を推している。7月の登録を楽しみに待っている」と述べた。登録後の会の在り方にも触れ「(名称変更なども含めて)協議して進めたい」とした。

 総会後には県世界遺産登録推進室の澤田敦...

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