
北沢浮遊選鉱場の歴史について説明を受けたり、記念写真を撮ったりする留学生たち=6月8日、佐渡市相川地区
開発途上国からの留学生が6月8日、新潟県佐渡市の史跡佐渡金山などを視察した。日本の発展の歴史を学び、母国での国づくりに生かしてもらおうと国際協力機構(JICA)が行う2泊3日の研修プログラム。留学生たちは鉱山採掘の歴史について質問したり、壮大な景色に見入ったりしていた。
持続可能な開発目標(SDGs)に積極的に取り組む佐渡市が昨年に続き研修先に選ばれた。訪れたのはアフリカや南米など15カ国から来日し、県内や首都圏の大学院で学ぶ18人。6月7日に来島し佐渡の歴史や文化について講義を受けた上で、8日は史跡佐渡金山や北沢浮遊選鉱場跡、尾畑酒造、トキの森公園を回った。
北沢浮遊選鉱場跡の景観を前に南...
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