
県警が実施したヘリコプターでの水難救助訓練=新発田市小戸
水辺でのレジャーが本格化する夏季を迎え、新潟県警は新発田市小戸の内の倉ダム湖で、水難事故を想定した救助訓練を実施した。
訓練は例年この時季にダム湖で行われている。ことしは7月上旬に実施し、県警の航空隊員や機動隊員ら約40人が参加した。
要救助者役の隊員が湖面に浮かんで待機する中、ヘリコプターが上空に到着すると、救助に当たる隊員が機内から降下。装備品を素早く取り付けた後、要救助者役を抱きかかえた状態でつり上げて救助するまで、一連の流れを訓練した。
県警によると、2023年度はヘリ出動事案が3件発生。救助者はなかったが、2021、22年度にはそれぞれ2人が、いずれも川での水難事故で救助されている...
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