
障害がある子どもへの防災教育の在り方を考えた教員研修会=8月1日、新発田市下楠川
障害がある子どもへの防災教育の在り方を考える教員研修会が8月1日、新潟県新発田市下楠川の新潟県立新発田竹俣特別支援学校で開かれた。地震が発生した場合に子どもたちが主体的に自分の命を守る行動を取れるよう訓練を積み重ねることの大切さを学んだ。
研修は新発田竹俣特別支援学校といじみの分校の教員約40人が受けた。特別支援学校では、教員が子どもを守る意識が強いほか、パニックにならないよう配慮して防災訓練に参加させない場合もあるという。講師を務めた新潟地方気象台の永田俊光地域防災官が、他県の特別支援学校での事例を交えながら実践的な訓練の方法を解説した。
永田さんは、緊急地震速報のアラーム音を使った訓練を...
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