
幻想的な雰囲気の「灯の回廊」の会場=上越市三和区島倉
雪景色をキャンドルの明かりで彩る催し「灯(ともしび)の回廊」が新潟県上越市の三和、牧の両区を皮切りに始まった。2月上旬のまとまった降雪を生かし、住民らが作り上げた心温まる風景を、来場者は満喫していた。
2012年に始まった冬の恒例イベントで、市と市内7地域の住民団体が主催した。
初日の2月15日は、牧と三和区の6会場で開かれた。三和区島倉の三和スポーツ公園では、雪原にバケツで作った雪灯籠約1000個とかがり火を設置。隣接する屋内施設には、地元の小中学生の絵が描かれたLED灯籠など約550個も飾られた。
家族と訪れた上越市の介護職員(38)は「初めて訪れたが、こんなにきれいだとは思わなかった。...
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