
海外バイヤーに県内の酒蔵の担当者が商品をアピールした商談会=新潟市中央区
新潟県産日本酒の販売拡大を目指し、新潟県酒造組合とジェトロ新潟などが3月7日、新潟市中央区の朱鷺メッセで国内外のバイヤー向けの商談会を開いた。8、9の両日開かれた「にいがた酒の陣」に合わせた取り組みで、県内の酒蔵が売り込んだ。
県産日本酒の2024年の国内出荷量(速報値)は、前年比4・2%減の3万1005キロリットルとなり、最多だった1996年(8万371キロリットル)の38%に落ち込んだ。
一方、輸出は世界的な和食の広がりなどにより拡大傾向で、2023年は3024キロリットルに上った。新潟県酒造組合によると24年も好調を維持したという。
海外バイヤーとの商談会は、初めて輸出に挑戦する中小規...
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