
コロナ創業者の内田鐵衛氏が開発し、機械遺産に認定された国産初の加圧式石油ストーブ
内田製作所(現・コロナ、三条市)が1955年に発売した国産初の加圧式石油ストーブが、日本機械学会の機械遺産に認定された。県内では2件目となる。ストーブはコロナ本社に展示されている。
機械遺産認定は日本機械学会(東京)が2007年から機械技術関連遺産の保存、次世代への伝承を目的に実施。これまでに新津油田金津鉱場(新潟市秋葉区)など132件が認定されている。
コロナ瓦斯(がす)式石油ストーブSB型は、創業者内田鐵衛氏が石油コンロで培った技術を応用して開発した。ハンドル一つで操作できる点や安全性の高さで人気を呼んだ。
日本機械学会はストーブの燃料気化技術を高く評価。「現代の石油暖房機に広く受け継が...
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