等級検査を終えた高温耐性の極早生米「新潟135号」の米袋。1等米を表す印が押された=8月、新潟市西蒲区
等級検査を終えた高温耐性の極早生米「新潟135号」の米袋。1等米を表す印が押された=8月、新潟市西蒲区

 新潟県が開発した高温に強い極早生(ごくわせ)米「新潟135号」の試験栽培について、県は10日現在の等級検査結果をまとめた。栽培田13カ所のうち、検査を終えた10カ所で全量1等米となった。7月の猛暑で生育が懸念されたが、高温耐性が証明された。県は2026年産からの一般栽培を目指しており、特性をPRして普及を図る。

 新潟135号は農家の協力を得て県内13カ所の計約4ヘクタールで試験栽培した。11カ所は田植えを行い、2カ所は田んぼに種もみを直接まく「直播(ちょくは)」を採用した。

 検査を終えたのは田植えをした10カ所。残る3カ所の結果が出そろい次第、...

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