庭園に咲くユキツバキ=4月11日、上越市頸城区鵜ノ木の坂口記念館
庭園に咲くユキツバキ=4月11日、上越市頸城区鵜ノ木の坂口記念館

 上越市頸城区鵜ノ木の坂口記念館の雪椿が、見頃を迎えている。赤や白、ピンクといった色とりどりの花が咲き誇り、訪れた人たちを楽しませている。

 記念館には、発酵学の権威で「酒博士」として知られる、上越市出身の故・坂口謹一郎博士が植えた雪椿など約100品種、約200本が並んでいる。

 11日に友人と訪れた、同市頸城区の主婦(68)は「満開のいい時季に来られた。色んな品種があってきれい」と満足そうだった。

 記念館によると、見頃のピークは13日ごろ。入館料310円(中学生以下無料)。20日まで「坂口謹一郎博士と酒とつばきの祭典」が開かれ、来館者には抹茶のサービスなどがあり、雪椿の差し木を500円で販売して...

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