
ジェンダーをテーマにした紙芝居を披露する敬和学園大学の学生=新発田市役所
敬和学園大学(新発田市富塚)の学生たちが、社会問題について学んだ成果を発表する「学びtoアクション発表会」が、新発田市役所で開かれた。ジェンダーや戦争体験といったさまざまなテーマの展示やワークショップを実施。若い感性が光る発表に来場者は興味深そうに見入った。
街の真ん中で学生たちが発表する機会を設けようと敬和学園大学が主催し、昨年に続き2回目。ことしは3月中旬に学生14人が出展した。
会場では、海洋プラスチックや子どもの貧困などについて説明したポスターを掲示。太平洋戦争末期に樺太(現ロシア・サハリン)から引き揚げた県内在住者に、学生が取材したドキュメンタリーも上映した。
性的マイノリティーの...
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