
上越海上保安署管内で昨年密漁されたサザエ913個の一部(同署提供)
2024年に上越海上保安署管内で密漁したとして摘発されたのは、23年より2人多い30人だったことが同署のまとめで分かった。摘発人数は3年連続で増加。サザエやアワビが旬の4〜9月に密漁が集中しており、同署はパトロールを強化している。
上越海保によると、管内の上越、糸魚川、柏崎の3市の沿岸部で取り締まり、密漁被害は前年比約11キロ増の計約136・8キロだった。サザエが最も多い2203個(126キロ)に上り、複数人で913個を乱獲したケースもあった。カキは22個(3・7キロ)、アワビは6個(約1・5キロ)で、ワカメが約5・7キロだった。
摘発された30人の居住地別の内訳は、新潟県が7人で、県外は長...
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