ホームで行われたB3プレーオフ準決勝第3戦で敗れ、整列する新潟の選手ら=5月12日、アオーレ長岡
ホームで行われたB3プレーオフ準決勝第3戦で敗れ、整列する新潟の選手ら=5月12日、アオーレ長岡
B3プレーオフ準々決勝第3戦、レギュラーシーズン上位の香川を破り、喜ぶ新潟の選手ら。スタッフと抱き合う川村卓也(左)、鵜澤潤監督(右)に駆け寄るハント(中央)=4月28日、高松市総合体育館
B3プレーオフ準々決勝第3戦、レギュラーシーズン上位の香川を破り、喜ぶ新潟の選手らと、鵜澤潤監督(左)=4月28日、高松市総合体育館

 B3の新潟アルビレックスBBは、B2復帰の目標を果たせずに2024〜25年シーズンを終えた。不振からの再起を懸け、元日本代表の五十嵐圭らを補強して臨んだが、選手の故障や連係ミスに苦しみ、戦力の補充も積極的に行われなかった。レギュラーシーズンの順位は6位、プレーオフでは4位。鵜澤潤監督の目指した「ベテランと若手の化学反応」は1年では形にならなかった。

(運動部・山田悠)

 4月28日、高松市総合体育館。プレーオフ準々決勝第3戦を終えた新潟の選手とスタッフは、抱き合って勝利を喜んだ。レギュラーシーズン3位の香川を下して準決勝進出を決め、ホーム開催権も手にした瞬間だった。

 だが、好調は続かなかった。準...

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