公演に向け稽古に励む出演者=アオーレ長岡
公演に向け稽古に励む出演者=アオーレ長岡

 長岡市で演劇に携わる人々が集まり、一つの舞台を作るプロジェクト「演楽(えんがく)一座」が、初のプロデュース公演を31日と6月1日に、長岡市千秋3の長岡リリックホールで開く。出演者らは「演劇の裾野を広げたい」という一心で、稽古を重ねている。

 演楽一座は、ヒーローショーの演出などを手がける相木隆行さん(51)が中心となり、新潟県内のアマチュア劇団や個人の演劇人をつなげようと、昨年10月に始動した。メンバーは相木さんと長岡市の劇団員など8人で構成し、観劇経験のない人にも見てもらおうと、主に家族向けの作品を扱っていく。

 初公演の上演作「ケンジ先生」は、相木さんが過去に所属していた劇団のオリジナル作品...

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