
毎回同じ量の茶葉やコーヒー粉末を取り出せる「ちゃっと筒」
長岡市寺泊地域の花卉(かき)栽培「リキカゼン」が、毎回同じ量の茶葉やコーヒー粉末を取り出せる保存容器「ちゃっと筒」を開発した。筒に取り出し口が付いており、好みの量が出るように調節できる商品だ。
リキカゼンは、機械メーカーの開発担当だった力石勉さん(81)が代表を務める。20年ほど前から、寺泊野積地区のハウス内で花を栽培・出荷し、アイデア商品の開発にも取り組んでいる。
毎朝ハウスへ作業に行く前に日本茶を飲むのが日課で、「昨日飲んだお茶と味が違う」と感じるのが悩みだった。毎日同じ味のお茶が飲めるように、定量の茶葉を出せる容器を作ろうと考えた。
取り出し口にある調整リングを前後に動かしたり、付属の...
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