
衣服や寝具に吹きかける冷感スプレー
暑い夏は夜になっても気温が下がらず、寝苦しい。快眠のために、どのような工夫ができるだろうか。専門家にアドバイスしてもらった。
まず重要なのは、寝具選び。睡眠時の環境に詳しい和洋女子大の水野一枝准教授によると、シーツの素材は通気性が良く、涼しく感じる麻がお薦め。低反発のウレタン素材の枕やマットレスは肌に密着するので、夏は体に触れる面積が少なくなるよう硬めのものに。子どもは大人よりも体温が高めになるため、服を着せ過ぎないようにすると良い。
ただ、「最近の夏は暑過ぎて、寝具やパジャマの工夫だけでは寝られず、エアコンで室温を調整する必要がある」と水野さん。
眠る時に室温が28度以下になるようにエアコ...
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