民謡に合わせ、優雅に舞った大民謡流し=25日、十日町市本町2
民謡に合わせ、優雅に舞った大民謡流し=25日、十日町市本町2

 十日町市の晩夏を彩る「十日町おおまつり」が25日、中心市街地で始まった。初日の大民謡流しは心配された雨も上がり、25団体から700人余りが参加して祭りの開幕を盛り上げた。

 企業などがグループごとにそろいの浴衣に身を包み、市民謡協会が生演奏する十日町小唄と深雪甚句に合わせて優美に踊った。沿道には観客が並び、踊り手に声援を送った。

 色とりどりの電灯やちょうちんなどで飾られた明石万灯は7基が繰り出し、「お祝い」から転じたとされる「おいよい!」のかけ声で通りを沸かせた。

 グループで約10年参加している十日町市川治の男性(74)は「直前に雨がやんでほっとしました。皆で踊って楽しかった」と笑顔を見せた。...

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