-日本初※1の通年での飲料用紙コップの水平リサイクルを実施-
東洋製罐グループホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村琢司)は、このたび、トヨタアルバルク東京株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:林邦彦、以下「アルバルク東京」)と共同で、2025年10月3日(金)開業の新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」内におけるゼロウェイストの実現に向けた、飲料・食品用の包装容器および新たなリサイクルステーション、通称「Re-CUPステーション」をプロデュースしました。「Re-CUPステーション」では、同アリーナ内で出るごみを10種類※2に分別回収し、その全数をリサイクルします。
また、2025-26シーズンより、同アリーナ内で利用する飲料用紙コップの水平リサイクルを実施します。数量や期間を限定しない、通年での飲料用紙コップの水平リサイクルの取り組みは日本初となります。
※1 2025年10月時点、当社調べ
※2 飲料用紙コップ、飲料用プラカップ、食品用紙カップ、ペットボトル、ペットボトルキャップ、缶、プラスチック、紙、飲み残し、もやすもの(実際の「Re-CUPステーション」での分別表記)
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■Re-CUPプロジェクト
東洋製罐グループとアルバルク東京は、2022-23シーズンより、アリーナ内における飲料用紙コップのリサイクルを推進するため、「Re-CUPプロジェクト」を立ち上げました。2024-25シーズンの回収率は37.9%で、約3万個の紙コップを回収。過去3シーズン累計では、約7万7千個の紙コップが回収されています。
2025-26シーズンから利用する紙コップには、これまで回収された紙コップが含まれる再生パルプを25%配合しています。この紙コップも使用後に「Re-CUPステーション」で回収され、新たな紙コップへ水平リサイクルされます。
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また、2025-26シーズンからは、アリーナで利用する食品用紙カップを、食べ終わった後にフィルムを分離することができる「FF(Film Forming)カップ」に変更します。これにより、これまで食品残渣(ざんさ)などの汚れが理由でリサイクルできなかった食品用紙カップも、紙資源として再生させることが可能となります。
■包装容器のリニューアル
2025-26シーズンより、アリーナ内で提供される飲料用紙コップ・食品用紙カップをリニューアルします。いずれも、「Re-CUPステーション」で回収され、リサイクルされます。
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■Re-CUPステーションについて
TOYOTA ARENA TOKYOでは、全15ヶ所のリサイクルステーションのうち、7ヶ所がRe-CUP WASHERや専用の飲料・食品用紙カップ回収機が完備された「Re-CUPステーション」となります。来場者の皆さまの入退場の導線に合わせた配置や、海外の方にも視覚的にわかりやすい分別の表現と投入口、興行内容によって回収する資源を変更できるアタッチメント方式(投入口や表示を簡単に変更できる仕組み)など、様々な工夫が施されています。
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■Re-CUPステーションの特徴
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■平岩玄選手がRe-CUP広報大使に再任
昨シーズンに引き続き、アルバルク東京を代表して平岩玄選手がRe-CUP広報大使に再任しました。新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」で新たな資源回収の取り組みを推進すべく、選手自らがプロジェクトを先導してくれます。
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■平岩玄選手コメント
今シーズンもRe-CUP広報大使を拝命し、大変光栄に思います。
TOYOTA ARENA TOKYOのテーマの一つは“サステナビリティ”です。アルバルクが日本のバスケットボール界を引っ張っていきたいと考えるのと同じように、このアリーナからもサステナブルな取り組みを発信し、スポーツ界全体のアクションをリードしていける存在になれればと思っています。
選手・スタッフ・ファンの皆さんと一緒に、持続可能な未来に向けた活動を広げていきたいです。
■来場者が参加するサステナブルアクション
東洋製罐グループとアルバルク東京が目指す、アリーナにおけるゼロウェイストの実現には、ご来場いただくファンの方のご協力が必要不可欠となります。新アリーナでは、飲料用紙コップは回収率50%、食品用紙カップは回収率30%を目標としています。そのためには、アリーナに足を運んでいただいた方々に「あらう」、「はがす」、「わける」といったアクションをしていただく必要があります。Re-CUP WASHERやFFカップなど新しい製品・技術と、新アリーナの体験設計を融合させ、リサイクルを「しなきゃ」から「したい」と思えるよう、来場者の行動変容を促し、サステナブルなアリーナを共に創り上げていきます。
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アルバルク東京マスコットキャラクター「ルーク」
■東洋製罐グループのオープンイノベーションプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」について
東洋製罐グループは、創業以来100年にわたり培ってきた容器の技術やノウハウを活用することで、一人ひとりが抱える社会課題を解決し、持続可能な未来の暮らしを創るオープンイノベーションプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」を2019年に開始しました。東洋製罐グループは、今後もアルバルク東京と共にさまざまな社会課題解決に挑んでいきます。
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東洋製罐グループについて
東洋製罐グループは、金属・プラスチック・紙・ガラス等、それぞれの素材が持つ特性を活かしたさまざまな容器をグローバルに提供する総合包装容器メーカーです。包装容器事業のほか、エンジニアリング・充填・物流事業、鋼板関連事業、機能材料関連事業、不動産関連事業の5つの事業を有しています。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進していきます。
1917年に創立し、国内44社(東洋製罐グループホールディングス含む)、海外50社のグループ会社を擁し、約19,000人の従業員が働いています。2025年3月期の連結売上高は9,225億円です。
https://www.tskg-hd.com/
本件に関するお問合わせ先
東洋製罐グループホールディングス株式会社
サステナビリティ推進部 コーポレートコミュニケーショングループ 中野利・高田・柿本
TEL:03-4514-2026 Mail:tskg_contact@tskg-hd.com