
県猟友会の研修会で技術向上を図るハンターら=新潟市西蒲区
市街地に出没したクマに自治体判断で発砲する「緊急銃猟人の生活圏にクマなどが出没した際、安全の確保や他に手段がないことなどを条件に、市町村判断による緊急的な銃猟を可能とする制度。(※ページ下部に詳細)」が15日、仙台市で初めて行われた。全国でクマ被害が相次ぐ中、新潟県でもいつ実施判断が下されるか分からない。銃猟を担う県内のハンターは「失敗は許されない」と緊張感を高め、発砲に伴う被害が出た場合に責任を問われないか懸念する声も上がる。県猟友会は研修会で技術向上を図るとともに、発砲者への行政処分は不適当だとする警察庁通達を基に理解を促している。
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