中川氏(左)と野澤氏(右)
中川氏(左)と野澤氏(右)

 任期満了に伴う上越市長選と市議補選は31日に投票、即日開票される。市長選は、いずれも無所属の新人で、元市議の中川幹太氏(46)と前副市長の野澤朗氏(64)が一騎打ちの激しい戦いを繰り広げている。上越市では、同日に投開票となる衆院選を含め「トリプル選」となる。

 市長選では、新型コロナウイルスの影響を受ける地域経済の活性化や、深刻化する人口減少への対応などを巡る論戦が交わされている。両氏とも、今期限りで引退する村山秀幸市長による3期12年の市政からの転換を訴えている。

 中川氏は特定の政党や団体から支援を受けない「草の根」の活動を展開する。上越市と合併した旧町村部に独自の予算編成権を認める地域内分権を打ち出す。街宣活動を軸に動き、非自民の無所属県議や市長選出馬を断念した元市長の宮越馨市議から支援を受ける。

 野澤氏は積極的な財政出動をうたい、感染禍に苦しむ家庭や事業所への支援強化を主張。41年間の行政経験を強調し、ふるさと納税の活用も訴える。自民、社民両党の県議や、市議、経済団体の支援を得て組織戦を進める。街頭演説や個人演説会を重ねてきた。

 欠員1の市議補選は、新人3人による選挙戦となっている。党派別では共産、諸派、無所属がそれぞれ1人。

 投票は141カ所で午前7時に始まり、一部を除き午後8時まで行われる。開票はリージョンプラザ上越で午後9時からの予定。大勢判明は市長選が11月1日午前0時ごろ、市議補選が同1時半すぎを見込む。

 23日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は、15万9209人。

◇上越市長選立候補者(届け出順)

中川 幹太(なかがわ かんた)46 元市議  無新

野澤  朗(のざわ  あきら)64 前副市長 無新

【中川氏略歴】農業(会社員、上越市議、NPO法人事務局長)大渕。広島大卒。

【野澤氏略歴】無職(上越市副市長、教育長、健康福祉部長)南本町2。新潟大卒。

◇上越市議補選立候補者(届け出順・欠員1-3)

菅原深雪59 会社役員 諸新

木南和也42 無職   無新

岩澤 健50 自営業  共新