
さまざまなアート作品が学内に並んだ卒業・修了研究展=2月9日、長岡市千秋4
新潟県長岡市の長岡造形大学(千秋4)の「卒業・修了研究展」が2月9日から12日まで、長岡造形大で開かれた。今春巣立つ学生は新型コロナウイルス禍で授業や大学生活で多くの制限に直面しながらも、夢に向かって学び続けた。集大成として取り組んだ作品237点が、訪れた人の目を引きつけていた。
学内の各所に造形学部4年、大学院修士2年計約240人の卒業制作を展示。「浄土堂」では、刺しゅうの技法の一つ「パンチニードル」で作った布地で覆った台座の上に、獅子が載った木彫の作品が置かれ、見学者が味わい深そうに眺めていた。
初めて訪れた長岡市の女性(61)は「制作者のアイデアや意志が伝わってくる。どれも刺激があり、...
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