
店内を何周もして駄菓子を選ぶ家族連れ=新潟市秋葉区新津本町1
子どもとのお出掛け先に悩んでいませんか? 家族みんなで楽しめる新潟県内各地の観光施設や公園、飲食店などお勧めスポットを紹介します。
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懐かしい駄菓子やフィギュアが並び、子どもから大人まで楽しめる新潟市秋葉区の駄菓子店「昭和基地一丁目C57(しごなな)」。駄菓子だけでなく学校給食を再現したセットも味わうことができ、休日は多い日で1日あたり約400人が訪れる。

レトロな看板や蒸気機関車の顔パネルが目を引く店の外観=新潟市秋葉区新津本町1
「昭和40年代」がコンセプトで2010年7月にオープンした。店名はJR磐越西線新津-会津若松(福島県)間で運行する「SLばんえつ物語」が由来だ。店前には蒸気機関車の模型と顔パネルがあり、目を引いている。
駄菓子は366種類。安いもので11円、高くても400円前後だ。子どもたちに計算を楽しんでもらおうと全ての商品に値札を付けている。店内を何周もしてじっくり選ぶ子どももいる。

スナック菓子の「うまい棒」コーナー。20種類以上がそろう=新潟市秋葉区新津本町1
「ヤッター!めん」や「イカ天でござる」など当たり付きの駄菓子が人気だ。当たりを手にして、うれしそうに訪れてくることも多い。

昭和40年代がコンセプトの内装。ちゃぶ台などが置かれている=新潟市秋葉区新津本町1
店の奥には「昭和の茶の間」スペースがあり、「学校給食セット」などを味わうことができる。揚げパンやミートソースがかかったソフト麺が大人にも懐かしいと好評だ。

給食セットを楽しむ家族ら=新潟市秋葉区新津本町1

ソフト麺や揚げパンなどが入った給食セット=新潟市秋葉区新津本町1
学校の机と椅子も置かれ、30分に1回チャイムが鳴る。今は見る機会が減ったウルトラマンやペコちゃんのフィギュアなども頭上の棚に飾られ、ワクワク感がある。
大手旅行サイトでは、駄菓子の買い物や給食セットの他に、綿あめ作りなどが含まれる、2000円の体験パックも提供している。
家族3人で訪れた燕市の会社員男性(38)は、買い物かごからあふれるほどたくさんの駄菓子を購入した。「最近見なくなったお菓子が買えて懐かしくなった」と笑顔。4歳の息子は「いっぱい選べて楽しかった」と満足そうだった。

<昭和基地一丁目 C57>
新潟市秋葉区新津本町1の5の8
平日午前11時〜午後6時
土、日曜、祝日は午前10時から
火曜定休
0250(25)3457
=「かぞくでGO!」は今回で終了します=